JavaSE8以降のインタフェースについて

JavaSE7以前のインタフェースとJavaSE8以降のインタフェースの使用がだいぶ違うのでメモ。


JavaSE7までのインタフェースの特徴

  • 複数個の抽象メソッドが設定可能
  • 継承で利用されるのが一般的
  • 定数はpublic static 扱いになる
  • オブジェクトになれない



JavaSE8のインタフェースの特徴

  • 複数個の静的メソッドが設定可能
  • 複数個のdefaultメソッドが設定可能
  • 複数個の抽象メソッドが設定可能
  • new 演算子によるオブジェクト生成が可能



関数型インタフェースの特徴

  • 抽象メソッド数は1個のみ
  • インタフェースの名称と抽象メソッドの名称が1対1で対応している
  • シグニチャ(戻り値と引数)によって処理内容の概要が決定される
  • 関数型インタフェースのオブジェクト化を抽象メソッドを実装する方法で実現可能

関数型インタフェースはJavaSE8インタフェースの形態の一つ。
関数型インタフェースと内部の抽象メソッドは1対1で対応している。



インタフェースまとめ

SE7インタフェース SE8インタフェース SE8関数型インタフェース
抽象メソッド 複数設定可 複数設定可 1個のみ
静的メソッド 設定不可 複数設定可 複数設定可
defaultメソッド 設定不可 複数設定可 複数設定可
オブジェクト生成 生成不可 生成可 生成可



SE8のインタフェース実装例

package sample;

public interface SampleInterface {

  static void printStatic() {
    System.out.println("静的メソッド");
  }

  default void printDefault() {
    System.out.println("Defaultメソッド");
  }

  // 抽象メソッド
  abstract void printAbstract(String inStr);
}

SE8のインタフェースは、以下のようにインスタンス化できる。

package sample;

public class Sample {
  public static void main(String[] args) {

    // 静的メソッドの実行
    SampleInterface.printStatic();

    // 抽象メソッドの実装とインスタンス化(匿名クラスを new してる)
    // → インターフェースを継承した名前の無いクラスを new
    SampleInterface si = new SampleInterface() {
      @Override
      public void printAbstract(String inStr) {
        System.out.println(inStr);
      }
    };

    // オーバーライドしたメソッドの実行
    si.printAbstract("オーバーライドされた抽象メソッド");

    // defaultメソッドの実行
    si.printDefault();
  }
}



関数型インタフェース

package sample2;

@FunctionalInterface
public interface CheckWonLottery {

    // 抽象メソッド
    abstract public String check(Integer inNumber, Integer winNumber);
}
package sample2;

public class Sample {

    public static void main(String[] args) {

        // n1 : くじの番号、n2 : 当選番号
        // 匿名クラスの作成
        CheckWonLottery cw = new CheckWonLottery() {

            @Override
            public String check(Integer n1, Integer n2) {
                if (n1 == n2) {
                    return "的中";
                } else {
                    return "ハズレ";
                }
            }
        };

        String result = cw.check(105555, 1055559);
        System.out.println(result);
    }
}



関数型インタフェースの一覧(よく使うものだけ)

関数型インタフェース名 抽象メソッド構文 概要
Function<T, R> R apply(T t) 引数:T
戻り値:R
Consumer<T> void accept(T t) 引数:T
戻り値:なし
Predicate<T> boolean test(T t) 引数:T
戻り値:boolean
Supplier<T> T get() 引数:なし
戻り値:T
UnaryOperator<T> T apply(T t) 引数:T
戻り値:T
BinaryOperator<T> T apply(T t1, T t2) 引数:T(2個)
戻り値:T
BiFunction<T, U, R> R apply(T t, U u) 引数:T、U
戻り値:R

既に定義されているものは後で定義してはならない。 というより、たくさんあるので使用用途に当てはまるものがあることが多く、自分で作ることはない。

Java API ドキュメント - 関数型インタフェースの項 - 参照

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